社会福祉法人 明照福祉会 明照保育園 5月園便り


和田園長あいさつ

風薫る5月。青葉若葉の美しい季節を迎えました。本園でも鯉のぼりが爽やかな風の中を勢いよく泳いでいます。つい、「こいのぼり」(作詞:近藤宮子 作曲:不明)の歌を空高く泳ぐ鯉のぼりを子ども達と眺めながら「屋根より高いこいのぼり 大きい真鯉はお父さん 小さい緋鯉は子供たち 面白そうに泳いでる・・・」と歌ってしまいました。

ところで、新型コロナウイルス感染症に対する対策も3年目を迎えましたが、一向に終息の目処は立っていません。県内でも新規感染者数は4月下旬、300人から500人と高止まりの状況が続いています。厚生労働省の専門家会合でも、「新規感染者数は減少傾向となる一方、地域によっては感染の第6波のピークを上回ったり、増加が続いている地域もある」と指摘しています。また、「今後、大型連休で移動や外出の機会が増え、感染拡大に繋がりかねない。」として基本的な対策の徹底を呼び掛けるとともに私達の行動に対して警鐘を鳴らしています。

こうした中、4月下旬には、メールにてお知らせいたしましたように、宮崎市より「感染急増圏域(赤圏域)指定期間延長に伴う保育所・幼稚園等の対応について」の文書にて、保育所等への登園自粛の協力のお願いについて、5月15日(日)まで延長するとのお知らせがありました。また、同市より、先の宮崎市長定例記者会見にて発表された「宮崎市保健所業務の重点化」に基づいて、保育所・幼稚園・小中学校では、以下のようなことが通知されました。

「濃厚接触者に特定された場合であっても、PCR検査(行政検査)は行わないこと。4月15日から実施しているように濃厚接触者の特定作業は園等で実施すること。自宅待機を基本とし、症状等が現れた場合には医療機関を受診すること。ただし、大規模感染が想定される場合には、市保健所が介入する可能性があること。」(令和4年4月23日付市の文書より)などが強調されました。

この通知については4月27日から運用開始となっています。保護者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染防止にご尽力いただきますとともに、ご家庭等での新型コロナウイルス感染症に関して新たな情報等ございましたら速やかな情報提供をお願いいたします。

園としましては、これまで同様感染対策に万全を期すとともに、コロナ禍における保育の充実、規模縮小となる園行事であっても子ども達の心に残る行事を緊張感を持って行って参ります。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

ところで、「竜馬がゆく」「国盗り物語」などの作品で有名な作家 司馬遼太郎氏は、人間が生きていくうえで、欠かすことのできない心構えを述べた後、「君たちはつねに晴れ上がった空のように、たかだかとした心をもたねばならない。同時に、ずっしりとたくましい足どりで、大地をふみしめつつ歩かねばならない。」(司馬遼太郎著「二十一世紀に生きる君たちへ」「小学国語六年下」大阪書籍)と言っています。

今無邪気なこの乳幼児たちが将来自分の力でしっかりと大地を踏みしめ前に進んでいけるよう、今、確かな保育、本園ならではの特色ある保育を行っていきたいです。


園からのおしらせ

☆お礼
先月はお忙しい中、クラス懇談会に、ご出席いただきありがとうございました。


5月・6月の園の予定


関連記事