利用者の方にとっての“家”としての役割を担う施設を
私たち明照福祉会ではこれまで、障がい者福祉サービス事業所『那珂の郷』を通じて、知的障がいのある利用者さまの就労移行支援や生活介護に取り組んできました。
この度 那珂の郷では、かねてより地域や利用者様のご家族から要望の声が多かった、障がい者向けのグループホーム『ならの木』を開所することになりました。利用者さまはこの施設で共同生活をしながら、寝食を共にし、それぞれの事業所や仕事場に通います。まさにこのグループホームが利用者さまにとっての“家”としての役割を担うことになります。
建物は佐土原地域に長く佇む一戸建て住宅をそのまま活用し、より日常的な空間を築くことを目指しました。人間の営みにとって、家は多くの時間を過ごす大切な場所です。だからこそ、より良い環境の中で、長い時間を過ごしていただきたい。そんな想いが、今回のグループホーム開設に込められています。
周囲を畑や自然に囲まれた美しい景観の中で、利用者さまに多様な選択肢を提供しながら、思い思いの時間を過ごしていただく。地域全体で見守りながら、心穏やかな日々を過ごすことができる――そんな施設を築くことが、私たちの願いです。
サービス概要
開所予定 | 令和5年1月予定 |
所在地 | 宮崎市佐土原町下田島12168-1 |
障がい者総合支援法に基づくサービス概要 | 障がい者につき、主として夜間において、共同生活を営むべき住居において行われる相談、入浴、排せつ又は食事の介護その他の必要な日常生活上の援助を行う。 |